+思いのたけ+


カンヌは滞在記間が長かったので、本当に思い出深い土地となりました。
三週間とはいえ、現地で寝起きし、勉強し、遊びに出かけ、買い物をしたのですから。
幾度となく通った、宿舎からビ−チへと続く細い道や市街地へと続く大通り、
郵便局のおばさん、高台への道とそこから見た素晴らしい眺め、小さな公園、
レストランが続く細い石畳のかわいらしい通り、店先で豪快に焼かれるタ−キ−、
人でにぎわうビーチ、オープンテラスでくつろぐ人々、まぶしい日射し、
ノ−トを買ったモノプリ、宿舎の明るい中庭、皆でたむろしたベンチ…。
また行く機会があるかどうかは解りませんが、滞在した間になれ親しんだあの路やこの店を忘れることはないでしょう。
カンヌは本当によい街だと思います。
パリに向かう時も、もともと「フランスに来てパリに行かないなんて!」と思っていたのに、「パリなんかどうでも良いからカンヌに残りたい!」と思ってしまいました。
しかもパリに着いたらいきなり土砂降りだし(笑)
みんなあの瞬間「カンヌ帰りてぇッ…!」と思ったはず。
あの風雨はヤバかったよ、うん。
パリでは本当にカンヌの暖かさと日射しが懐かしかった。芸術家がこぞって地中海近辺に居住していた理由が良く解りました。
小さいし、田舎だし、大した見世物も、映画祭の会場だって正直大したことない。
特筆するようなことなんか、他の街に比べたら全然ないのだろうけど。
でもあの街の雰囲気は本当に優しかった。時間がゆっくりと流れていた。
本当の贅沢ってこういうことなんだろうな、時間をめいっぱいゆっくり流れさせること、急いだり焦ったりしないで、心を解放させることなんだななんて、当たり前の事を今更ながら実感しました。
カンヌは本当に良い街です。
でもその魅力は一日ちょっと滞在しただけでは解らない気がします。
だからできたら、コートダジュールに長期滞在して、カンヌを拠点に動いてもらいたいです。まぁ駿河の独断と偏見ですけど(笑)
本当に行って良かったと思います。ありがとう、フランス!ありがとう、カンヌ!
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