+町の様子+


エズの町はまるで絵本の中。夢のような町です。
町そのものはとても小さく、30分もあれば一通り一周できる程度です。
所狭しと小さく立てに細長い建物が並び、道は細かく入り組んでいて坂や階段が多く、まるで迷路のようで、どれだけ歩いていても飽きません。
エズでは猫がシンボルなのか、フランスにしては珍しく猫が多く飼われています。
フランスは愛犬家国として有名で、野良猫もいるにはいますが、飼い猫を目撃する事は、とりあえず一ヶ月の滞在中は稀でした。
しかしエズでは多くの猫が飼われていて、お土産物やさんでも猫を題材にした商品が目立ちました。
シンボルとして街全体で猫を飼っているのかなどその辺の事情については解りませんが、絵本の中のような町で猫達がのんびりと昼寝をしている姿は微笑ましく、かわいらしいものでした。
エズは細工を行う職人が多く店を出していて、アクセサリーやガラス細工が多く売られていました。
連れの女の子はム−ンスト−ンの指輪を、私は先のグラ−スで作った香水を入れるガラス瓶を購入しました。
どれもすごく綺麗で繊細なつくりでした。
ガラス瓶は、いくつかは友人にお土産として渡し、いくつかはまだ持っています。
またとりわけ大きい瓶に、カンヌの浜辺の砂と海水を入れて、思い出として大切にとっておいてあります。
同行の人達からは「甲子園みたい」と言われましたが(笑)
その瓶を見ると、カンヌの厚い日射しや真っ青な海が鮮明に目の前に浮かんできます。
ただしこうしたものは皆職人の手作りなので、ちょっと値が張ります。
まとまった金額を持って出かけた方が、買い物は楽しめると思います。
でも買い物をしなくても、この町は十分に楽しめますよ。
なんといっても町の雰囲気が素晴らしいし。
フランスで行った町の中でここが一番素敵でした。
石畳も、石造りの建物も、町中に飾られた花も、どれもこれも胸躍らせるもの。
それに、使われている石はどれも同じ石という訳ではなく、ところどころ色が違っていたり形がバラバラだったりして、そこがまた楽しい。
家も半地下になっていたり半二階になっていたり、入口がこちらと反対側の二ケ所あったり、造り一つとっても様々で、どれだけみても飽きません。
もちろん高い場所から見える風景も素晴らしいですよ。
南仏に立ち寄る事があったら、多少スケジュ−ルがキツくてもエズを訪問する事をお薦めします。
そりゃもう素敵な町ですから!
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